大図研京都ワンディセミナー 「電子ジャーナルはこれからどこへ向かうのか? ~深田氏・林氏による学術情報動向に関する講演会~」 [終了しました]

今、多くの大学図書館で、電子ジャーナルの契約は最も重要な業務の1つになっていますが、現在のこの契約形態は、21世紀の初頭から始まったものです。 どのようにして日本で電子ジャーナルの普及が始まったのか。そして電子ジャーナルの舞台裏はどうなっていて、これからどこへ向かうのか。 これらについて、電子ジャーナル草創期に大手出版社の社長を歴任され、「日本の電子ジャーナルの父」ともいうべき深田氏から、ざっくばらんにお話をいただきます。

また、大学の教員等の研究者は、電子ジャーナルの読者であると同時に著者でもあります。 オープンアクセスや新しい研究評価指標が登場したことで、研究者とジャーナルの関係が変化しつつありますが、 このような研究者と学術雑誌の新しい関係が、今後の電子ジャーナルのあり方にも大きな影響を与えることになります。 これらオープンアクセス等の新しい学術情報流通形態について、内閣府、日本学術会議、文部科学省等の重要な委員会のメンバーを歴任していらっしゃる林氏にお話をいただきます。

これからの電子ジャーナル、そして学術情報そのものがどこへ向かうのか、深田氏、林氏、そして皆様とともに考える場にしたいと思います。

開催日時:
2015年7月18日(土) 13:30-16:45 (13:15開場)
会場:
キャンパスプラザ京都 2階ホール
講師:
  • 深田良治氏:ケンブリッジ大学出版局 (元エルゼビア・ジャパン社長、元シュプリンガー・ジャパン社長等)
  • 林和弘氏:文部科学省 科学技術・学術政策研究所 科学技術動向研究センター長補佐 (元日本化学会学術情報部課長、SPARC Japan運営委員)
主催:
大学図書館問題研究会京都支部
参加費:
大図研会員は無料 (非会員は500円 参加費は当日会場でいただきます。)
参加者:
64名
申込締切:
2015年7月11日 (土)【参加受付は終了いたしました】
その他:
終了後、懇親会を予定しています(実費負担)
chirashi
タイムテーブル
13:15
開場・受付開始
13:30-13:35
開会挨拶
13:35-14:25
深田氏ご講演
14:25-15:35
林氏ご講演
15:35-15:45
休憩
15:45-16:45
質疑応答とディスカッション
17:30-
懇親会
当日の様子
当日の様子
当日の様子
当日の様子
アンケートより抜粋
  • 講師の講演がとてもまとまっていて初心者でもとても分かりやすかったです。どうもありがとうございました。
  • 英語のジャーナルメインの話だと思っていましたが、日本語であることの重要性、意味について示唆する内容のお話がきけて良かった
  • 大きな話も多く途方もなさに想像が追いつかないところもありましたが、刺激がありおもしろかったです。オープンサイエンス、研究活動そのものの変化についてMOOCの話がスライドで出ていましたが、そちらについてももう少しお話が聞きたかったです。
  • 大変勉強になりました。質疑応答でも知らなかった関心のある分野の見解などお話いただき、本当に勉強になりました。